幸せについて本気出して考えてみた

彼は今日も舞台に立ち　精一杯おどけて歩いて

　転んでみせたり　真顔で馬鹿をこいたり

　集まった観客は笑いという優越感を持って帰っていった

　俺の名は此にある

　人気モードであることは　間違いなく言えるんだ

　誰も彼の様になりたいと思わない　ビザは好きだけど

　誰もビザンドになりたいと考えたりしないよ

　生きているかもしれない　それで良かった

　一時でも夢を作り出せたら

　彼がかつて泣いてばかりでダメだった時にね

　何もかも周りで走ってしまおうとした

　彼を照らしだした事　何かって？

　皆に少しでも分けてあげられたら

　続き

　幸せについて本気出して考えた探していた

　実をつくと　恋人を隠している

　それはね　誰も彼自身の幸せを願ってない

　身勝手な観客は笑いより優越感を惜し気に介する

　無理はしないだろう

　Ａｈ　こんなんじゃ

　一周回ってまるでコメディーだ

　Ａｈ　ただ愛して

　愛されるような関係になれないかな？

　幸せについて本気出して考えた彼は

　比べ測るものじゃないと知っている
　
　月とビザとどっちが好きかも始められて

　答えを探し出すって事ぐらい　意味のない時間だけ

　Ａｈ　分かってくれる？

　ひと時でも夢を見た後には

　Ａｈ　ただ愛して

　愛されるような関係になれないかな？

　幸せについて本気出して考えてみたら

　拾い集める事だと気が付いた

　悲劇より喜劇を演じるほうが難しそうだ

　思うよりも笑うのは

　大変だ、簡単じゃない